第3次のキラフレ←サイに萎えまくっている今日この頃… 一応21話までクリアしましたが… っていうか… SEEDの世界観崩し過ぎ 今回は日記に掲載するはずだったスパロボ感想をあえて、こちらに書こうと思います。理由は批判が多いことが… では、第3次のストーリー上のグチを色々と…どうにも我慢出来ないので… @戦争の意味 これは私がSEEDが他の戦うアニメとは本質的に違うものだと考えています。 具体的には T:敵だから相手を伐つのは間違っている。 U:絶対的な【正義】など存在しない。それは立場によって異なる。 V:殺られたからやり返すのは間違っている。 他にも細かく考察すればあるでしょうが、大雑把に分けるとこんな感じです。 そして同時にこれらはスパロボとは最も相性の悪い考え方です。 スパロボは完全懲悪主義ですから… 私はスパロボは好きでしたが(過去形)、SEEDやキララクに出会ってからは正直疑問を感じて来ました。 今回の第3次でも… 特にスーパーロボット系のパイロットの発言は許せませんね。 「凱の敵討ちだ!」 とか… 「ちょうどいい、まとめてぶったぎってやるぜ!」 とか SEEDを学べと言いたいですね… 貴方達の言っていることは異星人やジオン、ザフトと何ら変わりませんよ… 私は‘完全懲悪’という言葉は大嫌いです! だから、ぶっちゃけスパロボも敵のが好きですし、共感出来ます(キララクは除いて☆) 悪を倒して、俺達は地球を救った!平和を勝ち取った!なんて言うのは考え無しです! なら、何故争いは終わらないのでしょう?考えたことはあるか? 敵も負けっぱなしではいけないと思っているからですよ!星間連合も地底帝国も… 特に今回はSEEDが参戦したことで、敵を討つのが正義ではない!ということで完全懲悪を否定する題材が整っているはずなのに… αナンバーズは迷い無く(特に)ザフトを討ってますね! 自らの私利私欲のためにユニウスセブンに核を撃った地球軍と地球を我が物にするために攻めて来た異星人… どこが違うのでしょう? いや…むしろ異星人の方がマシかもしれない…彼らは地球が欲しいという欲望ですから、まぁ、一応理解できますが、ブルコの核は違います!勝手な【正義】です! なのにカミーユやヒイロ、アムロ達は地球を守る!という名目で迷い無くザフトと戦っている!地球軍に加担している! 何故?ザフトは間違っていると思っているの? 貴方達だって地下勢力殲滅作戦に協力したじゃないですか!殺られてからじゃ遅いから…という理由で…コテンパンにしてやるって…笑いながら… そんな貴方達がヘリオポリスを奇襲したザフトを責める権利がありますか?彼らも殺られてからでは遅いからと彼らなりに大切な者達を守るために戦って来たはずですよ!貴方達の対地下勢力対策と同じように! さらに言うならジオンだって同じ…ティターンズなどの地球連邦からの圧政を受けて来た彼らが自らの同胞を守るためにコロニー落としを遂行し、命を懸けて来たのだってある種の優しさあってのことでしょう(ガトー、シャア、ハマーンetc) そんな彼らを何故躊躇い無く撃てるのでしょうか?従来ガンダムの主人公達は?そしてどうして、それが正しいと考えるのでしょうか? 勿論攻めて来たのは彼らなんですから、彼らを討つのは結果的には仕方ないかもしれません…しかし、問題はそこに感じる心です! キラはそれを私に教えてくれました…そして敵は討ちたくない…でも大切な者は守りたい…という矛盾した願いを私に初めて考えさせてくれたんです。 私はキラに会うまでそんなこと考えていませんでした。だから、私はキラを愛していると同時に尊敬しています。貴方こそ未来を担うお方であると…きっとラクスも同じ気持ちでしょう… 人はそれを【甘ちゃん】【理想論】【戦士失格】などと嘲笑うのでしょう…無知な連中は…許せない Wも私はカトルとデュオ以外は特に好きじゃないです… 正直Wは何が言いたいのかわかりませんし…リリーナの完全平和主義にも疑問が満載です… 五飛はよく敵側につきますが(今回も)、彼の気持ちはよくわかります。 特に、『戦士や兵器が無くなれば戦争は終わる』という短絡的な発想はリリーナにも考え直して欲しいと思います。 確かに最終的に戦争を無くすというゴールにたどり着くためにはそれは【通過点】として必要でしょう。 しかし、人の争いの原因はもっと根は深いはずです。 「戦う道具じゃなきゃ好きなんだけどな…MS…」 というキラの名言が私の脳裏に蘇ります。 核だって、同じ…ようは使う者の心が大事なのです… 人間変わらずして、争いは終わらない。 私の最近感じることです。 ヒイロのゼロシステムも意味不明…機体に未来を委ねないで頂きたい…自分で悩んで考えろリリーナ贔屓もムカつきます Endless Waltsも結局マリーメイア軍を倒して平和になりました…って…マズイでしょ?それは… それから、【正義】なんて言葉は使わないで欲しい。立場が違えば、正義も変わる。 Aキャラの扱い 一度はっきり言いたいのですが スパロボ制作者はSEEDをきちんと観ていますか? 正直、キャラの性格変わり過ぎ…絵コンテ気合入れなすぎだと思うんですけど… キラはあんなに幼稚じゃありませんし…アスランも性格はもっといいですよ…カガリも… 絵コンテも他の作品より気合が足りないし、崩れていますよ 後、SEEDの問いかけてくれた疑問を批判するのもやめて頂きたいです! 特にロンデニオンを奇襲された時のナタルさんのラクス人質をデュオ他は相当怒っていましたが… 怒る気持ちはわかります…しかし、キラはナタルさん達の言い分もわかっている… なのにデュオとか明らかにナタル批判してますよね… 考えろ と言いたい… 相手の立場に立つ…という考えがαナンバーズには欠けている気がします… あの状況でコロニー内の人間を守る方法が他にあるなら、教えて欲しいな あと、シンジとキラが似ているなんてふざけた内容も訂正して頂きたい…ここ最近の不調はそれが原因です… 制作者はシンジもキラも戦うのを嫌がる…というただその一点で繋げたようですが… 頭悪いですね(キッパリ) 私はシンジ&アスカは嫌いですし… そもそも、キラがMSに乗りたがらない理由はシンジとはまるで違うし、その理由そのものがSEEDの主題でもあるのに… それをシンジ程度と同じ扱いにされるのは崇高なキラへの冒涜です シンジは人の輪にとけこめない…他人は他人と…人とのコミュニケーションを拒む… キラは優しく、繊細で、思いやりがあって、だからこそ敵を殺すのが嫌だった… なんでこの二人が一緒なんです 人間としての器は全く違う!脚本家…もう一回種見直せ あと、アスカがムカつく…あの女には毎度毎度切れてますが…今回も… 「あいつ一人で戦っているんじゃないのよ」 なんでそういう発想なの?お前 お前みたいな女には繊細なキラの優しさはわからないだろうよ… カミーユの発言も許せない 「自惚れるなここにはお前より強い奴が沢山いる!精神面でな!」 精神面で強い…というのは危険だとお前にはわからないだろうな… ぶっちゃけ、相手を殺しても何も感じない!仲間を守るために俺達は悪と戦う!なんて発想の連中は確かに精神面は強いだろう… だが、それが間違いだと教えてくれたのがキラなのだ! カミーユにだけは言われたくないな… それに自惚れの意味がわからない…キラは自分が戦わなきゃ守れないと思っただけだろ! 実際、シャトルもお前達は助けようともしないし、撃墜されても心すら痛めなかった… 『戦争だから、仕方ない…泣いている場合ではない…』 そう言いながら、仲間が殺られた時は怒る… 偽善者ですね(断言) キラは戦争に関係のない人間が巻き込まれるのが耐えられないのでしょう…仲間も民間人も敵も…誰にも死んで欲しくない…それがあのお方の願い だから、αナンバーズにもザフトにも積極的に賛同出来ない… ブライトはキラとアムロについても似ているらしいことを言っていますが、これも違う… NTは利用はされるものの、差別はされない…実際、ティターンズもNT撲滅なんて掲げてはいない。それにアムロはジオンやシャアを討つことに躊躇いはない… キラは大変ですよ!遺伝子操作…作らた人間…差別…嫉妬…おまけに敵には親友がいる… アムロより絶対大変です! アムロはキラに戦う意味を説いていましたが、キラは何も仲間を守ることに疑問を感じてなどいませんよ… 敵を討つのが正しいのか?それが彼の乗りたがらない理由なのです。 「キラの持つような不安は誰でもある」 ありませんって少なくとも貴方達が今まで感じたことはないよ 虎との決戦でもウラキは 「逃げるな!」 と的の外れた意見を言っておりました… 相手を殺したくない!と思うその心にどこに逃げがあるのです? 私はUCガンダムキャラやWキャラは戦争を侍ごっこと勘違いしているんじゃないかと思う。 だから、一機討ちで戦いを放棄するのは逃げだと思うのでしょう… いい加減、古い考えから抜け出して欲しいですね… そのくせ、キラの 「殺したくなんかないのにぃ!!!」 という悲痛な叫びは無視!挙句、 「キラは成長しようとしている!君は強いな!サイ」 アンタはキラのことを何もわかっちゃいない!(シン) そんな連中がキラを責めたり、さもキラの気持ちがわかっているようなことは言わないで頂きたい!!!!! 以上です! はっきり言うと今回の件でかなりスパロボ嫌いになりました…制作側のSEEDやキラへの考えがよくわかったからです。 次作からは買いません。